僕は去年の９月に京都から引っ越した。
だからもうすぐ１年経つ。

こっちに来てからよく
「どうして引っ越して来たの？」
と、聞かれる。

僕は何度も
「プロのミュージシャンになりたくて。」
と、答えた。



でも

本当は違う。


僕は京都に住んでいたときに東京に好きな人がいた。
本当に大好きだった。

でも向こうの家庭の事情で付き合えなくなった。

「付き合えない。」
とはっきりその人に言われた。

でもそれはもしかして俺が京都に住んでいるからかもしれない、
と思った。

東京に住めば、考え直してくれるかも
と思った。

歌なんか本当はどうでもよかった。

ただその人と一緒にいたい、
それだけだった。

それでも意味がないことは分かっていた。
あの人の事情も、どんな気持ちで「付き合えない」
と言ったのかも分かっていた。

そんな僕の失恋ソング
たまにはブログに歌詞載せてみます。



「東京」

なぜ人は出会いと別れを繰り返すのだろう
あんなに大好きだったあの人となぜもう二度と会えないのだろう

重ねた指が忘れることはないと言った
あなたのぬくもりさえなぜ冷めてしまうのだろう

春が来て
夏が過ぎ
秋を越え
冬を迎えて

また春が来てもこの心はあれから止まったまま

東京の街はあなたとの生活を夢見た街
ささやかであればあるほど、それを「幸せ」と呼べるような

東京の街を一人歩く、行き交う人ごみの中を
たくさんの人の想いに呑み込まれそうになって
どうにか空を見上げても

いつも胸が苦しくなる

いつも胸が苦しくなる


なぜ人は出会いと別れを繰り返すのだろう
あなたの笑顔のあるどの日にももう戻れない

春が来て
夏が過ぎ
秋を越え
冬を迎えて

また春が来たらこの心の色は変わるのかな・・・？

東京の街はあなたとの生活を夢見た街
ただあなたの存在それが「幸せ」と呼べるような

東京の街を一人歩く、行き交う人ごみの中を
たくさんの僕の想いに呑み込まれそうになって
どうにか空を見上げても

この街じゃとても

立ち止まれそうにない


誰もが夢を見ては憧れ
ここに来れば全てが輝くように思えた

この街にも何もないと分かっていた
分かっていた

それでも
それでも


東京の街はあなたとの生活を夢見た街
ささやかであればあるほど、それを「幸せ」と呼べるような

東京の街を一人歩く、行き交う人ごみの中を
たくさんの人の想いに呑み込まれそうになって
どうにか空を見上げても

いつも胸が苦しくなる

いつも胸が苦しくなる

いつも胸が苦しくなる

いつも胸が苦しくなる



歌なんかどうでもいいと言い切った僕が今日も歌ってる。

きっとあの人にもう会うことはないし、それでいいと思う。
後悔もしていない。

でも歌い続ける僕の声が
いつかあの人の耳にも聞こえるようになればいいなと思う。

「僕は元気でやってるよ」って伝わればいいなと思う。

今日は7月7日、七夕です。
でも残念ながら今日は雨らしいですね～。

1年に1度会えるという織姫と彦星。
でも何でその日に願い事を書くと叶うってなったんでしょうね？


遠い遠い空の上で、
やっと出会えた２人の足元で、
人の願いは流れ星となる。
数え切れないほどのそれは
とても綺麗なのでしょう。

あなたと見るそんな景色は
とても綺麗なのでしょう。


・・・はい！いきなりポエマーになってみました（笑）
これからもいきなりポエマーになったりして胸キュンさせちゃうぜ！

えっ？僕の願い事？
それはもちろん

世界平和！に決まってます（笑）

みなさん柴田淳というアーティストを知っていますか？
僕の大好きな女性シンガーです。
彼女の歌は本当に名曲が多い！
なのにいまいち知名度は低い・・・（涙）
特に好きなのが「それでも来た道」と「月光浴」という曲なんですが


ヤバいよヤバいよ～、タモさん。


・・・思わず出川になってしまうほど、
それほど、やばい名曲なんです！

聞いたことがない人はまじで！まじで！聞いたほうがいい！
さあ今すぐにツタヤへ走れ！

・・・なんか話がだいぶそれてしまいましたが、
その柴田淳のライブDVDを見たんです。


ヤバいよヤバいよ～、タモさん。


・・・はっ！思い出してまた出川になってしまった！
一日に二回も出川になった経験ありますか？
それほどヤバいんです！
本当によかった・・・。（涙）

結構暗い曲が多くて、普段も落ち着いた感じなのかと思っていたら
MCでは意外に明るい！キャピキャピしてる！
でもまたそのギャップがいい！
またしぐさや話に可愛げがあるんです。

イスに座ろうする時に「・・・よいしょ。」

・・・か・・・かわいい・・・

MCで
「・・・昨日はベットの上で本番をイメージして『こんばんは、柴田淳です』からリハーサルしたんです～。
プーさんやダンボやパンダを前に置いて・・・」

・・・か・・・か・・・かわいい・・・

なんてかわいいエピソードなんだ・・・。


ちょっと俺もライブでまねして
かわいいとか言われてみようかな。


イスに座ろうとする時「・・・よっこいしょういち。」


・・・ふるいよ・・・


「昨日はベットの上で本番をイメージして『こんばんは、雲進銀太です』からリハーサルしたんです～。
高木ブーさんやダンプ松本さんやウガンダさんを前に置いて・・・」


・・・どんなベットの上だよ・・・


次回！ライブのMCで柴田淳さんのまねは
・・・当然しません（笑）

昨日ライブやってきました～。
声は前のライブに比べ当然よかったし、
あー素敵な時間でした。
聞いてくださった方々、本当にありがとう。

次の告知します。
今決まっているライブは
７月１７日　　　秋葉原ライブガレージ秋田犬
8月１日　　　　新横浜ベルズ
です。ぜひ。

今回ライブでご一緒させていただいたのは
竹野ユウヤさん
菊地ゆうすけさん

竹野さんはエレキギターで弾き語る斬新なスタイル！
コード展開が細かくて聞いていてすごくおもしろい！
メロディーもキャッチーでよかったな～。

・・・そして今回衝撃的なライブを披露してくれた菊地さん。

２００８上半期、衝撃的出来事ナンバー１が彼のライブに決定です。
これからいろいろ書きますが、なんだかんだで彼のライブは本当に素晴らしかったんです。

まず登場がすごかった・・・。
ビジュアル系の服に身をまとい、ステージの上を蝶のように羽ばたき、燐粉のような投げキッスを振りまく・・・。
「あれ！？リハーサルで挨拶したときは礼儀ただしい好青年やったやん！
　そんな子違ったやん！？えっ？えっ？えっ？えっ？」
俺のとまどいなどお構いなしにライブは進む・・・。

「イエーイ！子猫ちゃんたち！会いたかったよ！
　今夜は忘れられない夜にしようぜ！！！！」

素晴らしい笑顔とテンションでこう言い切り歌が始まりました。

彼は天使らしい。
そして僕らは聞いてくれている人は子猫ちゃんらしい。

この時点で「あっ・・・あまり目を合わさないようにした方がいいかも・・・。」
・・・とふと、今回俺を見に来てくれた友達を見ると、すでに必死で目を合わさないようにしていました。

俺らのとまどいなどお構いなしにライブは進む・・・。

彼はお客さんにどんどん話しかけます。
しかし今回のお客さんに残念ながらノリのいい女子高校生的な人はいませんでした・・・。
彼がお客さんに話しかけるたびどんどん彼一人浮いていきます・・・。
驚くほどの浮きっぷりです・・・。
とうとう耐え切れず彼がこう言います

「君たち！そんなに僕を浮かせたいのかい！！？？」

・・・しーん・・・

しかし彼はめげませんでした。
このあたりからちょっとこの人すごいかも・・・と思い始めます。

めげない彼がこう話しかけます
「夏と言えばどこに行きたい？」
空気に耐えかねたライブハウスの店長が
「ハワイ～」
と言うと
「違う！！花火大会・・・だろ！！」
えぇぇ・・・。せっかく店長が合いの手を入れたのに驚くほどばっさり斬り捨てるんかいな・・・。

そして彼の持ち歌の夏の花火の歌を歌い始めました。

歌い終わった彼が
「その後どこに行きたい？」
お客さんが
「もう帰りたい」
と言われても彼はめげません。
「きっくん（彼は自分のことをそう呼ぶ）と二人きりのディナーショー・・・だろ！！」

そんな答えお客さんに聞いても一生返ってこねーよ！！
・・・と心の中でつっこみますが、残念ながら心の中だったので彼に聞こえる訳なく
ディナーショーがはじまりました・・・。

しかしここで彼は予想外なほど上手にピアノを弾きました。
合間合間に入れるナルシストな演出にいらっっとはするんですが素直に感心しました。

あんなに目を合わせまいと心を貝のように閉じていたとなりの友人も拍手を送れるほど心は近づいてきました。
やったねきっくん！

ここまでくれば後はラストスパート。
最後の歌、テンションがあがった彼はそれが当然であるかのように上半身裸になり
・・・うん、俺もここまできたらもう何もつっこまないよ好きにやりな！！

歌が終わり
「きっくんコールで帰らしてほしいな。
　帰れコールはだめだよ」

という素晴らしい前フリの後
お客さんの「帰れ」というコールで彼のライブは終了しました。


いやー最初はとまどったんだけど、ここまでアウェイのなかでもそのキャラを通し続けた彼に脱帽。
歌った曲も多分自分で打ち込んで作った曲だと思うし、すごいと思います。
このブログを見た方、もし機会があればぜひ彼のライブを見に行ってみてください。
間違いなくどのライブより記憶に残ります、まじで。